▶MT4/5とは?それぞれの違いと特徴を詳しく解説

VPSとは?

VPS(Virtual Private Server)とは、インターネット上にある仮想のパソコンのことです。

普段、MT4で自動売買(EA)を動かす場合は、自分のパソコンでMT4を起動したままにしておく必要があります。

しかし、自宅のパソコンでEAを稼働すると、以下の理由からMT4が停止し自動売買も止まってしまう可能性があります。

  • パソコンの電源を切る
  • スリープ状態になる
  • インターネット回線が切れる
  • 停電が発生する
  • Windowsアップデートで再起動する

そこで活躍するのがVPSです。VPSを利用すると、データセンター内にある高性能なパソコンを借りることができます。

このパソコンは24時間365日稼働しているため、自宅のパソコンをシャットダウンしてもMT4やEAは動き続けます。

例えば、あなたが自宅のパソコンでEAを運用しているとします。

夜にパソコンの電源を切ると、その瞬間にMT4も停止し、EAも取引できなくなります。

しかしVPS上でMT4を稼働している場合は違います。パソコンを閉じたり、就寝時はもちろん、旅行などで長期間家を空けるなどといった状況でも、VPS内のMT4は動き続けます。

そのため、EAは24時間自動で相場を監視し、売買チャンスが来れば自動的に取引を行います。

つまり、VPSとは「自分専用のパソコンをインターネット上に置いておくサービス」と考えると分かりやすいでしょう。

▶MT4とは?MT4とMT5の違いについて詳しく解説
▶FXの自動売買についてはこちらで詳しく解説

MT4でVPSが必要な理由

VPSがなくても自動売買を動かすことができますが、ここではVPSが欠かせない由を解説します。

EAを24時間稼働できる

EAはチャートを監視しながら売買を行います。

そのためMT4が起動していないと正常に動作しません。

VPSなら24時間稼働できるため、EAの運用環境として最適です。

通信トラブルを回避できる

自宅環境では、以下のようなリスクがあります。

  • Wi-Fi切断
  • 停電
  • パソコン故障

VPSを利用すれば安定した環境で取引を継続できます。

約定速度の向上

VPSをブローカーのサーバー近くに設置すると、通信遅延(レイテンシー)を大幅に削減できます。

EA運用やスキャルピングでは大きなメリットになります。

海外FX向けVPSの選び方

VPS選びで重要なポイントは以下の5つです。

① MT4・MT5対応

まずWindows環境に対応していることが必須です。

多くの海外FXトレーダーは、MT4/MT5を利用するため、Windows Server搭載VPSを選びましょう。

② 低遅延(低レイテンシー)

FXでは通信速度が重要です。

特にEA運用やスキャルピングでは、以下のような金融データセンターに近いVPSが有利です。

  • ロンドン(LD4)
  • ニューヨーク(NY4)
  • 東京(TY8)

③ 稼働率(アップタイム)

目安として99.9%以上の稼働率を選びましょう。

稼働率が低いと、EA停止や注文遅延、機会損失の原因になります。

④ サポート体制

初心者は日本語サポートがあるサービスが安心です。

VPSは設定時にトラブルが起きることもあります。

⑤ コスト

一般的なFX向けVPSの費用は、以下が目安となります。

  • 月額1,000円〜3,000円
  • 高性能モデルは5,000円以上

MT4におすすめのVPS【海外FX向け】

ここからは海外FXトレーダーに人気の高いVPSを紹介します。

1. ForexVPS.net  おすすめ度★★★★★

ForexVPS.net

FX専用VPSとして世界的に有名なサービスです。

【特徴】

  • MT4・MT5最適化済み
  • 金融データセンター対応
  • 最大22拠点
  • 超低遅延

EA運用を本格的に行う人に向いています。複数の比較記事でも上位評価を受けています。

2. Beeks Financial Cloud おすすめ度★★★★★

Beeks Financial Cloud

金融業界向けインフラとして有名なVPSです。

【特徴】

  • Equinixデータセンター利用
  • 超低遅延
  • 高い信頼性

特にスキャルピングや大口取引向きです。

3. FXVM おすすめ度★★★★☆

FXVM

コストと性能のバランスが良い人気VPSです。

【特徴】

  • MT4・MT5対応
  • 比較的安価
  • 世界各地にサーバー

初心者から中級者まで利用しやすいサービスです。

4. Contabo おすすめ度★★★☆☆

Contabo

低価格VPSとして有名です。

【特徴】

  • 月額料金が安い
  • ストレージ容量が大きい

ただしFX専用VPSではないため、EA運用では性能面を確認して利用しましょう。

海外FX業者の無料VPSもおすすめ

実は、多くの海外FX業者が無料VPSを提供しています。

以下の業者は無料でVPSを提供しています。

一定の条件を満たせば無料利用できるため、まずは無料VPSから試すのもおすすめです。

※利用条件(残高や取引量)は業者ごとに異なります。

無料VPSと有料VPSの違い

無料VPSと有料VPSの違いについて解説します。

項目無料VPS有料VPS
費用無料月額料金あり
性能普通高性能
サーバー選択制限あり自由度高い
サポート限定的充実
EA運用○◎

本格運用するなら有料VPSの方が安定性は高い傾向があります。

VPS導入方法

ここではVPSを導入する方法について紹介します。

導入の流れは非常にシンプルです。

  1. VPS契約
  2. リモートデスクトップ接続
  3. MT4をインストール
  4. EAを導入
  5. 自動売買開始

まずは、希望のVPSサービスへ申し込みます。

次にWindowsのリモートデスクトップ機能で接続し、利用する海外FX業者のMT4をインストールします。

EAファイルを設置して設定した後に、自動売買ボタンを有効化して運用開始です。

▶MT4をダウンロードする手順についてはこちら

VPS利用時の注意点

ここではVPSを利用する際に注意すべき点を紹介します。

定期的な再起動

長期間再起動しないと動作が重くなる場合があります。

定期的なメンテナンスを行いましょう。

EAの監視

VPSを利用してもEAが絶対に利益を出すわけではありません。

定期的なチェックは必要です。

スペック不足に注意

複数のMT4を稼働する場合は、CPUやメモリに余裕を持たせましょう。

FXおすすめ合同会社ではMT4/5と相性の良い自動売買(EA)の開発をしています。

fxおすすめ合同会社 ea開発

興味のある方はお問合せホームにてご連絡ください。

まとめ

MT4で海外FXのEAを運用するなら、VPSは非常に重要なインフラです。

特に以下のような人には必須といえます。

  • 自動売買を24時間運用したい
  • スキャルピングを行いたい
  • 通信障害を避けたい
  • 安定した取引環境を作りたい

まずは海外FX業者の無料VPSを活用し、本格運用する場合はFX専用VPSへの移行を検討するとよいでしょう。

低遅延・高稼働率のVPSを選ぶことが、EA運用の安定性向上につながります。