海外FXとは

海外FXとは、日本国外に本拠地をもつFX業者またはその業者を利用したFX取引のことをいいます。
FX(Foreign Exchange)は外国為替証拠金取引のことで、日本円と米ドル(米ドル/円)、ユーロと米ドル(ユーロ/米ドル)のように2国の通貨を売買して為替差益を狙います。
海外FXと国内FXの違い

海外に本拠地をもつ海外FXに対して、国内FXは日本国内に本社があり、日本の金融庁の許可を得て営業をしているFX業者のことです。
海外FXと国内FXの違いには、以下のようなものがあります。
| 項目 | 海外FX | 国内FX |
|---|---|---|
| レバレッジの規制 | なし (数百倍から数千倍) | 最大25倍 |
| ロスカット水準 | 低め | 高め |
| 追証(追加証拠金) | 原則なし | あり |
| ボーナス | あり | 基本的になし |
| スプレッド | 広め | 狭め |
| 金融ライセンス | FX業者によって取得状況や発行元が異なる | 日本の金融庁の登録を受けている |
| 資金管理方法 | 分別管理が多い | 信託保全が義務化されている |
| 税率 (所得税・住民税) | 15~55% | 20% |
初心者が海外FXを利用するメリット

初心者が海外FXを利用するメリットには、以下のようなものがあります。
- ボーナスを活用してトレード資金を抑えられる
- レバレッジを使って少額資金で取引できる
- ゼロカットによって追証の心配がほぼない
- スリッページのリスクを抑えやすい
それぞれ詳しく紹介します。
ボーナスを活用してトレード資金を抑えられる
海外FX業者の多くは国内FX業者と比較して、口座開設ボーナスや入金ボーナスといったボーナスキャンペーンを頻繁に開催しています。
口座開設ボーナスでは、新規口座開設をした人を対象に数千円~数万円の取引資金が付与されるのが一般的です。
入金額に応じて100%のボーナスを獲得できる海外FX業者であれば、資金を倍に増やしてトレードを始められます。
海外FXのボーナスを活用すれば、トレード資金に不安があるFX初心者でも気軽に取引を始めやすいでしょう。
レバレッジを使って少額資金で取引できる
レバレッジとは、証拠金を担保に何倍もの資金で取引ができる仕組みのことです。
国内FXは、日本の法律によって25倍を超えるレバレッジを提供できません。
一方、海外FXには日本の法律によるレバレッジ規制が適用されず、数百倍~数千倍のレバレッジを提供できます。
レバレッジ25倍の国内FX業者と1,000倍の海外FX業者を比較すると、米ドル円(1ドル=140円のとき)を1,000通貨保有するのに必要な証拠金は、1,000倍のレバレッジをかけられる海外FX業者の方が少なく済みます。
| レバレッジ | 必要証拠金 |
|---|---|
| 25倍 | 140円×1,000通貨÷25倍=5,600円 |
| 1,000倍 | 140円×1,000通貨÷1,000倍=140円 |
このように、レバレッジの高い海外FX業者であれば、少額資金でも取引を始められます。
ゼロカットによって追証の心配がほぼない
海外FX業者の多くは、ゼロカットシステムを採用しています。
ゼロカットシステムとは、相場急変によるロスカットの遅れなどで口座残高がマイナスになった際に、マイナス分をFX業者に補填してもらえるシステムのことです。
国内FXでは、日本の法律によって損失の補填が禁止されているので、ゼロカットシステムを提供できません。
そのため、国内FXで口座資金以上のマイナスが発生したときは、自身で証拠金を追加で入金しなければならない「追証(追加証拠金)」が発生します。
ゼロカットシステムを導入している海外FX業者であれば、入金額以上の損失を受ける心配がほとんどありません。
スリッページのリスクを抑えやすい
スリッページとは、注文価格と実際の約定価格にずれが発生する現象のことです。
1ドル150円のときに売りの損切り注文を入れたはずが、実際に約定したのは149円だった場合は、想定より大きな損失を受けることになります。
ECN方式を採用している海外FX業者であれば、スリッページが比較的起こりにくいといわれています。
ECN方式とは、トレーダーの注文をFX業者を介さず、インターバンク市場の注文と直接マッチングさせる方法です。
一方、国内FX業者の多くは、FX業者のディーラーが注文の処理をするため、スリッページが起こりやすくなります。
スリッページのリスクを抑えるためには、ECN方式を採用している海外FX業者を選ぶのがおすすめです。
初心者が海外FXを利用するデメリット

初心者が海外FXを利用する際は、以下のようなデメリットがあることも認識しておきましょう。
- 日本の金融庁の規制によって保護されにくい
- 入金・出金ルールがわかりにくい
- スプレッドが広がりやすい
- 利益を得るほど税金の負担が大きくなる
- 詐欺に遭うリスクがある
それぞれ詳しく解説します。
日本の法律で保護されない可能性がある
海外FX業者の多くは、日本の金融庁に登録していないため、万が一トラブルに遭ったときに日本の法律で守ってもらえないリスクが高いです。
海外FX業者が日本の金融庁の登録を受けないのは、規制によって高いレバレッジやゼロカットシステムを提供できなくなるのを避ける目的があるといわれています。
金融庁に登録している国内FX業者は、日本の法律で保護されやすい反面、レバレッジが25倍に規制されていたり、損失補填にあたるゼロカットシステムを導入できなかったりします。
入出金ルールがわかりにくい
海外FX業者の多くは、入出金ルールが複雑でわかりにくい傾向があります。
たとえば、XMTradingではマネー・ローンダリングやテロ資金供与を防ぐために、入金した金額までは入金と同じ方法でしか出金できない仕組みになっています。
複数の入金方法を利用している場合は、優先順位に従って出金方法を選択しなければなりません。
スムーズに入出金するためにも、対応している入出金方法やルールを事前に確認しておきましょう。
スプレッドが広がりやすい
スプレッドとは、買値と売値の差のことで、取引毎に発生する実質的なコストです。
国内FXのスプレッドは原則固定となっており、0.2pips前後(米ドル円の場合)を提供していることが多いです。
一方、海外FXの多くは時間帯によってスプレッドが変動する仕組みとなっており、1pips以上となることも珍しくありません。
海外FXが提供している口座のなかには、国内FXと同水準の狭いスプレッドで取引できるものもありますが、取引手数料がかかる可能性があるので注意が必要です。
利益を得るほど税金の負担が大きくなる
国内FXでは利益の大きさにかかわらず一律20%の税率が適用されます。
一方、海外FXは所得(利益から手数料などを差し引いた金額)が増えるほど税率が上がる仕組みが取られています。
海外FXで適用される所得税率の早見表は、以下のとおりです。
| 課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
|---|---|---|
| 1,000~1,949,000円 | 5% | 0円 |
| 1,950,000円~3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
| 3,300,000円~6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
| 6,950,000円~8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
| 9,000,000円~17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
| 18,000,000円~39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
| 40,000,000円以上 | 45% | 4,796,000円 |
海外FXで多くの利益を得ると、納税額が増える可能性があります。
予期せぬ税負担で慌てないためにも、海外FXの課税ルールを事前に把握しておきましょう。
詐欺に遭うリスクがある
海外FX業者のなかには、詐欺行為をする悪質な業者が存在します。
正当な理由なく出金に応じなかったり、口座凍結をしたりするといったトラブルも報告されています。
このようなリスクを避けるためには、金融ライセンスの取得状況や利用者の口コミ・評判を事前にチェックしておくことが大切です。
初心者が海外FX業者を選ぶときのチェックポイント

初心者が海外FX業者を選ぶときは、以下の項目をチェックしましょう。
- 信頼できる金融ライセンスを取得しているか
- オフィスが存在しているか
- 日本語サポートが充実しているか
- トレーダー資金の保護体制が整っているか
- 悪い口コミや評判が多くないか
- ボーナスキャンペーンが充実しているか
- 高いレバレッジをかけられるか
それぞれ詳しく解説します。
信頼できる金融ライセンスを取得しているか
金融ライセンスとは、各国の金融当局が金融業を営む業者に対し、自国での営業を認める許可証のことです。
金融ライセンスを取得できるのは、一定の審査基準を満たしたFX業者のみです。
取得後は各国のルールを遵守しなければならず、違反行為をすれば金融ライセンスをはく奪されます。
したがって、金融ライセンスを取得しているFX業者であれば、比較的安心して利用しやすいといえます。
さらに、取得難易度が難しいライセンスであれば、より信頼しやすいFX業者であるかを判断できるでしょう。
金融ライセンスのなかでも、以下の取得難易度は高いといわれています。
- イギリス金融行動監視機構(FCA)
- オーストリア金融市場庁(FMA)
- キプロス証券取引委員会(CySEC)
トラブルに遭わないためにも、金融ライセンスの取得状況や難易度をチェックしておきましょう。
オフィスが存在しているか
公式サイトに記載された所在地にオフィスが実在しない海外FX業者は、安全性が低いといえます。
所在地不明のFX業者は、運用実態が不透明でトラブル発生時に連絡が取れなくなるリスクが高いです。
実体のない業者は、FX業者と偽って詐欺行為をしている危険性もあります。
トラブルに巻き込まれないためにも、公式サイトで住所や電話番号を確認し、マップアプリなどでオフィスが実在しているのかをチェックしておきましょう。
日本語サポートが充実しているか
安心して利用できる海外FXを選ぶためには、日本語サポートが充実しているかを確認することが大切です。
取引ツールの操作や入出金の手続きで不明点がある際に、日本語による適切なサポートが受けられないと、取引をスムーズに始められません。
日本語サポートを提供しているFX業者のなかには、問い合わせ方法が限られていたり、返答が遅かったりするところもあります。
ストレスなくFX取引をするためにも、メールや電話、チャットといった複数のお問い合わせ方法を提供しているFX業者や、サポート時間の長いFX業者を選ぶのがよいでしょう。
トレーダー資金の保護体制が整っているか
海外FX業者を選ぶ際は、トレーダー資金の管理体制として、分別管理や信託保全を採用しているかを確認しましょう。
分別管理とは、トレーダーとFX業者の資金を明確に分けて管理することをいいます。
信託保全では、トレーダーとFX業者の資金を分けるだけでなく、信託銀行に信託して管理します。
つまり、信託保全を採用しているFX業者の方がより資金が守られやすいといえるでしょう。
民事賠償保険に加入しているFX業者であれば、そのFX業者が破綻した際に一定額の補償を受けられる可能性があります。
金融ライセンスと同様に、顧客資金の保護体制も公式サイトでチェックしておきましょう。
悪い口コミや評判が多くないか
問題なく利用できるFX業者なのか見極めるには、公式サイトの情報だけでなく、実際に利用している人の評判や口コミを参考にすることも大切です。
評判や口コミから、サポート体制が悪くないか、悪質な出金拒否をしていないかを確認するのがよいでしょう。
ただし、規約違反といった正当な理由で出金拒否をされたにもかかわらず、悪い口コミを残している人もゼロではありません。
安全性をより適切に判断するためにも、複数人の評判や口コミをもとに総合的に判断しましょう。
ボーナスキャンペーンが充実しているか
海外FX業者のなかには、ボーナスキャンペーンを開催していないところもあります。
初期費用を抑えてFX取引を始めたい方は、ボーナスキャンペーンが充実しているFX業者を選びましょう。
ボーナスキャンペーンの開催状況を確認する際は、ボーナス額や受け取り条件なども確認しておくのがおすすめです。
高いレバレッジをかけられるか
日本の国税庁の規制を受けない海外FX業者は、国内FX業者より高いレバレッジを提供できますが、どれほどのレバレッジがかけられるかはFX業者によって異なります。
1,000~3,000倍のレバレッジを提供しているFX業者もあれば、数百倍のレバレッジしか利用できないケースもあります。
高いレバレッジをかけられるFX業者を選べば、限られた資金でも柔軟なトレードがしやすくなるでしょう。
高いレバレッジをかけられる海外FX業者でも、取引する銘柄や口座残高によって制限がかかる場合があります。
レバレッジの倍率に加えて、制限のかかるケースも確認しておきましょう。
初心者におすすめの海外FX業者5選

初心者には、以下の海外FX業者がおすすめです。
| 海外FX業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | 日本語サポート | 最大レバレッジ |
|---|---|---|---|---|
| XMTrading | あり | あり | あり | 1,000倍 |
| BigBoss | あり | あり | あり | 2,222倍 |
| XS.com | あり | なし | あり | 2,000倍 |
| Exness | なし | なし | あり | 無制限 (実質21億倍) |
| FXGT | あり | あり | あり | 5,000倍 |
一つずつ詳しく紹介します。
1.XMTrading

出典:XMTrading
| 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | ロスカット水準 | ゼロカットシステム |
| あり | あり | 20% | あり |
| 取引ツール | 金融ライセンス | 日本語サポート | 最大レバレッジ |
| MT4・MT5 | ・セーシェルサービス金融庁(FSA) ・モーリシャス金融サービス委員会(FSC) | あり | 1,000倍 |
XMTradingは日本語サポートが充実しており、FX初心者におすすめの海外FX業者です。
3,000円の口座開設ボーナスと、100%+20%の入金ボーナスが受け取れるため、初期費用を抑えてFX取引が始められます。
ただし、国内銀行送金で40万円未満の出金をすると、2,500円の手数料が発生する点に注意が必要です。
▶XMTradingのメリット・デメリットはこちらで詳しく解説!
2.BigBoss

出典:BigBoss
| 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | ロスカット水準 | ゼロカットシステム |
| あり | あり | 20% | あり |
| 取引ツール | 金融ライセンス | 日本語サポート | 最大レバレッジ |
| MT4・MT5 | セントビンセント ・グレナディーン金融庁 | あり | 2,222倍 |
BigBossは、高いレバレッジと豊富なボーナスキャンペーンが魅力の海外FX業者です。
BigBossでは、15,000円の新規口座開設ボーナスと、入金額に応じて最大120%の入金ボーナスが受け取れます。
なお、出金に時間がかかる場合があるため、早めに出金申請をするのがよいでしょう。
▶BigBossのメリット・デメリットはこちらで詳しく解説!
3.XS.com

出典:XS.com
| 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | ロスカット水準 | ゼロカットシステム |
| あり | なし | 10%または20% | あり |
| 取引ツール | 金融ライセンス | 日本語サポート | 最大レバレッジ |
| MT4・MT5 | セーシェルサービス金融庁(FSA) | あり | 2,000倍 |
XS.comは、グループ会社を含めて複数の金融ライセンスを取得しています。
スプレッドの狭さにも定評があり、取引コストを抑えたい方におすすめです。
2,000倍と高いレバレッジをかけられる反面、取引量や有効証拠金に応じて最大レバレッジが自動調整されることがある点に注意しましょう。
4.Exness

出典:Exness
| 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | ロスカット水準 | ゼロカットシステム |
| なし | なし | 0% | あり |
| 取引ツール | 金融ライセンス | 日本語サポート | 最大レバレッジ |
| MT4・MT5 | ・イギリス金融行動監視機構(FCA) ・セーシェルサービス金融庁(FSA)などの9種類 | あり | 無制限 (実質21億倍) |
Exnessは9つの金融ライセンスを取得しており、日本語サポートの質にも定評があるため、初心者でも安心して利用しやすいFX業者です。
無制限(実質21億倍)のレバレッジをかけられるのもExnessならではの魅力です。
ただし、ボーナスキャンペーンが開催されていないので、自己資金を事前に準備する必要があります。
5.FXGT

出典:FXGT
| 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | ロスカット水準 | ゼロカットシステム |
| あり | あり | 0%・20%・40%(口座タイプによって異なる) | あり |
| 取引ツール | 金融ライセンス | 日本語サポート | 最大レバレッジ |
| MT4・MT5 | セーシェルサービス金融庁(FSA) | あり | 5,000倍 |
FXGTは、最大5,000倍の高いレバレッジと充実したボーナスキャンペーンが魅力的な海外FX業者です。
日本語サポートが24時間365日受けられることから、初心者の方でも安心して利用しやすいといえます。
ただし、有効証拠金が1,000米ドルを超えると、レバレッジが5,000倍から2,000倍に制限される点に注意しましょう。
海外FXで取引を始めるまでの流れ

海外FXで取引を始めるまでの流れは、以下のとおりです。
- 自分に合った海外FX業者を選ぶ
- 口座開設をする
- ツールをダウンロードをする
- 証拠金を入金する
- 取引を始める
順番に解説していきます。
1.自分に合った海外FX業者を選ぶ
まずは、利用する海外FX業者を選びましょう。
初心者のうちは、安全性や日本語サポートの充実度などを中心にチェックして選ぶのがおすすめです。
利用者の口コミや評判もチェックすると、より自分に合ったFX業者を選択しやすくなります。
▶【海外FXおすすめランキング】海外FXの業者選びに悩んでいる方はこちら!
2.口座開設をする
利用するFX業者を決めたら、Webサイトから口座開設をします。
口座開設フォームでは、氏名やメールアドレス、新規パスワードなどの入力が求められます。
加えて、本人確認書類と住所確認書類の提出が必要です。
本人確認書類と住所確認書類として使用できるのは、以下のような書類です。
| 本人確認書類 | ・運転免許証 ・パスポート ・顔写真付きマイナンバー など |
| 住所確認書類 | ・公共料金明細書 ・金融機関や公的機関からの書類 ・健康保険証 など |
書類は、スマートフォンやパソコンのカメラで撮影して、アップロード形式で提出することが多いです。
必要書類は、各FX業者の公式サイトをチェックしておきましょう。
3.ツールをダウンロードをする
海外FXでは、MT4・MT5といった高機能な取引ツールを使うのが一般的です。
FX業者のWebサイトから、自分の利用環境に合わせたツールをダウンロードしましょう。
取引ツールのログイン情報は、口座開設時に登録したものを使うことが多いです。
ログインIDは、口座開設完了のメールに記載されている場合があるのでチェックしてみましょう。
4.証拠金を入金する
FX取引を始めるには、証拠金となる資金を口座に入金する必要があります。
海外FX業者で利用できる入金方法には、銀行振込やクレジットカード、オンラインウォレットなどがあります。
対応している入金方法は、FX業者によって異なるので、公式サイトで事前に確認しておきましょう。
口座開設ボーナスを受け取れるFX業者であれば、資金を入金せずとも取引を始められるのが一般的です。
5.取引を始める
入金が反映されたら、FX取引を始めましょう。
まずはデモ口座で操作に慣れてから、少額資金で取引を開始するのがおすすめです。
デモ口座であれば、架空のお金を使って取引できるので、資金を失う心配がない状態でFXトレードの流れや取引ツールの操作を体験できます。
海外FXで取引をする際の流れ

海外FXで取引をする際の基本的な流れは、以下のとおりです。
- 通貨ペアを決める
- エントリー方向を決める
- エントリーする
- 決済する
順番に詳しく解説します。
1.通貨ペアを決める
海外FXで実際に取引をする際は、最初に通貨ペアを決めます。
FX初心者の場合は、流動性が高く値動きが安定していたり、相場分析に必要な情報が豊富にあったりする通貨ペアを選ぶのがおすすめです。
たとえば、米ドル円やユーロ米ドルなどのメジャー通貨を選ぶのがよいでしょう。
2.エントリー方向を決める
エントリーとは、新規のポジションを保有し、取引を開始することです。
エントリー方向には「買い(ロング)」と「売り(ショート)」があります。
値上がりを予想するときは「買い」、値下がりを予想するときは「売り」の方向へエントリーします。
エントリー方向を判断する際は、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を用いるのが一般的です。
| テクニカル分析 | ローソク足や移動平均線などを使って過去の値動きから将来を予測する |
| ファンダメンタルズ分析 | 経済指標・金利・政治情勢から価格の方向性を予測する |
ローソク足や移動平均線などの見方、経済と為替レートの関係性など、相場分析に必要な知識は多岐にわたります。
勉強せずに感覚に頼った取引をすると、想定以上の損失を受けるリスクが高まるので、相場分析の基本的な知識や手法を学んでおくことをおすすめします。
3.エントリーする
エントリー方向が決まったら、取引数量(ロット数)を設定して注文を出します。
FXの代表的な注文方法には、以下のようなものがあります。
| 成行注文 | 注文時点の価格で売買を成立させる |
| 指値注文 | 現在の価格より有利な方向に値動きしたら、指定価格で注文が実行される |
| 逆指値注文 | 現在の価格より不利な方向に値動きしたら、指定価格で注文が実行される |
自身のトレードスタイルに合った注文方法を選ぶことで、安定したトレード成績を残しやすくなるでしょう。
4.決済する
十分な利益が出た、または損失を最小限に抑えたいタイミングで決済注文を出します。
決済をすると、その取引における損益が確定し、口座残高に反映される仕組みです。
価格が予想どおりに動き、利益を確定したいときは利益確定の決済注文をします。
価格が予想とは反対方向に動き、これ以上損失を拡大させたくないときは損切りの決済注文を入れます。
利益確定と損切りをするタイミングは、エントリーする際に一緒に決めておくのが安心です。
決済タイミングを事前に決めておけば、冷静な判断がしやすくなり、利益を逃したり損失が拡大したりするのを防ぎやすくなります。
初心者の海外FXに関するよくある質問

最後に海外FXに関するよくある質問に回答していきます。
海外FXは違法になる?
海外FXを利用すること自体は、違法になりません。
一方、日本の金融庁のライセンスを取得していない海外FX業者が日本国内で勧誘・営業をすることは違法と見なされます。
FX業者の安全性と信頼性をしっかり見極めて、自己責任で利用するようにしましょう。
海外FXがやばいと言われるのはなぜ?
海外FXがやばいと言われている理由は、日本の金融庁の登録を受けていなかったり、詐欺行為をするFX業者が一部存在したりするためです。
安全性の低いFX業者を利用すると、正当な理由なく出金拒否や口座凍結などをされるリスクがあります。
しかし、すべての海外FX業者が詐欺行為をするわけではありません。
信頼できるFX業者を選び、正しい知識で取引すれば、トラブルに遭うリスクを抑えられるでしょう。
海外FXで利益を得たら確定申告が必要?
会社員で海外FXの利益が年間20万円以上ある場合、専業主婦(主夫)やフリーランスで48万円以上の利益がある場合は確定申告をしなければなりません
確定申告は、毎年2月16日から3月15日の間に完了させるのが原則です。
確定申告をしなければ、加算税や延滞税といったペナルティが発生することもあるため、対象となった場合は期間内に適切な手続きを済ませましょう。
海外FX初心者は何倍のレバレッジで始めるのがいい?
FX初心者の場合は、レバレッジ100~200倍ほどで始めるのがおすすめです。
FX取引に慣れてきたら、徐々に高くすることを検討しましょう。
海外FX初心者は安心して取引できるFX業者を選んで取引しよう
初心者の方が海外FXを始める際は、信頼できるFX業者を選ぶことが大切です。
安心して取引できるかを見極めるには、金融ライセンスの取得状況や日本語サポートの充実度をチェックするのが効果的です。
自分に合ったトレード環境で安定した利益を狙うためにも、FX業者の選び方やトレードの流れを事前に知っておきましょう。
